2015年2月28日土曜日

9月ぶりの再会

初めてヨーロッパを旅行した時、フランスではこの2人が私たちを助けてくれました。

夜のパリ観光や、心地よいお家。

本当に感謝が絶えないくらいお世話になった2人に、今回、合間を縫って会いに行きました!

突然すぎて手土産がなく申し訳ないですが、今回の旅の話やら、昔の留学話やら聞けて、大満足( *´艸`)

次は東京かパリで、またお会いしたいものです!

Ciao!



チーズを愛する日本人女性のチーズショップ

チーズをお土産に買いたいと話したら、オーリーがここに連れて行ってくれました!

Salon du fromage Hisada

パリにも日本にも店舗がある有名店で、ひさださんは熟成士の資格を持っているそうです!

フランス人も認める、チーズへのこだわりの強さらしく、パリでチーズショップを開こうものなら、彼女に勝たないと開けないだろうとのことです(゚Д゚;≡;゚Д゚)う、うわお

こちらのお店では2階席でチーズのテイストが出来るようで、そちらへ行ってきました。


まず頼んだのは梅酒。久しぶりの梅酒の味にうっとり。毎日ワインとビールばかりだったので、あまーいお酒が身体にしみます!


そしてこちらがチーズ五種盛り。15ユーロ。

黄色いゴーダ、真ん中のゴート、下のカマンベールがフランス産で、右上のブルーチーズとマスカルポーネを合わせたものと、左下のブラータがイタリア産。

ゴートはもちろん食べられず。だけど、ブルーチーズとマスカルポーネのチーズが臭みと甘みが混じって美味しかったです!

あと、カマンベールはとんでもなく臭かったです_(:3」∠)_まるで臭い足のにおい、とオーリーも。


このイタリア産のブラータもクリーミーでおいしい!


チーズケーキがオススメとのことで、注文。このベイクドチーズケーキ、北海道のチーズオムレットに匹敵する美味しさ(゚Д゚;≡;゚Д゚)


帰りは1階でチーズを購入。からすみのような味わいのゴーダチーズ、フランスの羊のチーズ、そして大好きトリュフ入りペコリーノ。

トリュフ入りは高かったけど、美味しすぎたので買ってしまいました( *´艸`)

イタリアのチーズは料理用、フランスのチーズはそのまま味わう用とスタッフのお姉さんが教えてくださいました。

ワインと合わせてそのまま食べてみたいと思います!

あゆみん

念願のオルセー美術館

以前行ったのはルーブル美術館でしたが、私は大の印象派の絵画好き。

それを言ったら、友達になんでオルセー美術館にしなかったんだと怒られました。

確かに_(:3」∠)_
おまけに私、昔フランス語を勉強していた時のテキストがMuseé d'Orsayだったので、なんとなく思い入れもあったり。

ラッキーなことに、オーリーも行ったことがないとのことで、オルセー美術館へ行くことにしました。

11ユーロで入場。


テキストでみましたが、このオルセー美術館は昔は駅で、その跡地を美術館にしたんだとか!たしかに駅の形!


駅だったこともあり、たくさんの時計が館内に。この時計からはパリの風景が眺められます。

カップルの影がいい感じの雰囲気!


これはモネの作品。本当は撮っちゃいけないんですけどね!

大好きなルノワールの、一番好きな作品をみつけて溜息。昔、この作品が好きすぎて、パズルやらなんやらを買った思い出がよみがえります。

モネ、マネ、ルノワール、ゴーギャン、セザンヌ。
名だたる画家の作品が集結していて、前に東京で行ったオルセー美術館エキシビジョンとはまるで雰囲気も量も違いました。

次来た時は、オランジェリー美術館に行ってみたいです!

あゆみん

パリの有名なパン屋さん

次の日の朝、朝ごはんに有名パン屋さんのパンを買おうということで、du pain et des ideesというお店に向かいました。


このパン屋さんはGare l'estとオーリーのフラットとの中間くらいにあるので、徒歩圏内でした。

入り口を見て分かるように、いくつも賞をとっている有名パン屋さん!

店内は朝だというのに人でいっぱい。英語で注文をしている人もたくさんいたので、観光客にも人気の場所です!


売り切れのパンも沢山ありましたが、オススメのパンは残っていました。

それがこちら。


このパンは、エスカルゴに形が似ていることから、エスカルゴという名前が付けられており、これはピスタチオとチョコレートのフレーバー。

家に帰って食べたら、これがとんでもなく美味しくて、目を見開きました。

他にも、クランベリーチーズや、レモンなどの味付けもあり、どれもすぐに売り切れ。

今回はクロワッサンも購入しました。いつも思いますが、フランスのクロワッサンを食べたら、日本のクロワッサンが食べられなくなります。

バターの香りと、びっくりするくらいのサクサク感。濃厚な味にうっとりしてしまいます( *´艸`)♡

前にフランス人カップルを東京案内した時、彼らは日本の普通のパン屋さんのパンを食べて、こんなにまずいものがあるのかと思ったそうです_(:3」∠)_

フランスで学んできた人が運営するパン屋さん以外のパン屋さんは、確かに美味しく感じなくなってしまいますね。

恐るべし、フランスのクロワッサン。


ちなみにバケットも美味しすぎて止まらなくなるので体重増加に要注意。

あゆみん

昔ながらの雰囲気が素敵なワインバー

パリの滞在時間がそんなに長くないということで、そのままワインバーへ。


パリの夜は本当に綺麗。ここもカップルできたら最高の場所だろうなぁ。


途中でオーリーがチョコレート屋さんに寄って、このお菓子を購入していました。クイーニーアマンのミニバージョンで、バターと砂糖たっぷりのお菓子なんだとか。

体に悪そうだけど美味しそう!と思っていたら、買ったものは私へのプレゼントだったそうです!
わーい\(^o^)/嬉しい!

そのままいろんな場所の紹介をしてもらい、ついた店がここ。


COMPTOIR des CANETTES

店内はこぢんまりしていて、昔ながらの雰囲気がとてもいい!

ボローニャでいったワインバーのような、ちょっと小汚い感じ。こういう雰囲気大好きなんですよね((((o゚▽゚)o)))

まずは赤ワインのボトルを注文。


16ユーロとお手頃価格。

飲んでいる途中、チーズプレートを頼んだらもっと美味しいよね、なんて言っていたら、意志の弱い私たちはいつの間にかチーズを注文。


真ん中のチーズが一番美味しそうに見えてお皿にとったら、まさかのゴートチーズ!!!

チーズが大好きな私ですが、唯一たべれないのがゴートチーズ。どうもおばあちゃんの家のタンスの匂いっぽいような味がして、頂けない。

※私のおばあちゃんの家はこんな匂いではありませんが、電車とかに乗り合わせる、一般的なおばあちゃんの服の匂いに似ていて食べれません_(:3」∠)_笑

うー、と唸る私。

とはいえ、カマンベールは美味しかったので、テンションは戻ってきました。笑

オーリーは日本が大好きなので、ワインを片手に日本の話を沢山しました。

旅の終盤で疲れたのか、家に帰ってすぐに熟睡。

イタリアワインも好きですが、フランスのワインもやっぱり大好きです。

あゆみん

パリのおいしいガレット

コルマールからパリまで直行があったので、3時間ほどでパリに到着!

あぁ、二度目のパリも雨模様。

Gare l'estに到着してすぐ、オーリーを発見!以前日本に来た時に、あちこち案内してあげたら、今回はパリを案内してくれることになりました。

オーリーは英語が完璧で、話し出したら止まらない。常にいろんな話をしてくれるので、沈黙の時間が全くありませんでした!

着いた日の夜は、有名なクレープ屋さんを予約してくれていたようで、お腹を減らすために歩いて向かいました。


クレープ屋さんの名前は、BREIZH cafe。東京にもあるということなので、帰ったら探さないと!

店内はすでに満員で、席に着いたらまずはシードルを注文。


ミラノのワインバーのように、面白い器の形。ブルターニュの器なんだそうです。まるで抹茶をすするかのようにシードルを飲みました。

オーリーにおすすめされて、まずはガレットを注文。


私が頼んだのはきのこのガレットで、きのこは椎茸の香り!そば粉の生地とその香りをチーズが包み、ハムの塩分がまたちょうどいい。

昔は椎茸の香りが大嫌いでしたが、大人になるにつれ、癖になってきました。

人生で二度目のガレットですが、こんなに美味しいなんて!!

オーリーに、フランスの人はまずガレットを食べ、その後にクレープを食べると聞き、私はその場所のやり方に従うのが好きなので、お腹がいっぱいでしたがシンプルなクレープを注文。


お腹がいっぱいだったけど、ブルターニュのバターと砂糖のシンプルな味に、モッチモチな生地が美味しすぎて結局手をつけてしました(;_;)笑

ヨーロッパの食べ物って、本当に唸るほどおいしい食べ物が多くて驚きの連続です。

多くの人が魅了されるパリ、私も虜になりそうです!


とにかくガレットが美味しかったので絶対東京で探します!

※オーリーと、表参道いけばありそうだよねなんて話していましたが、果たしてどうなのか。

あゆみん

お山の上のお家にご招待される

次の日早朝に仕事だというのに、テリーは完璧にコルマールを案内してくれました。

家は広く、暖炉もあり、可愛すぎる息子がいて、部屋もきれい!

こんな家に来れるとは思わなかったので、本当にラッキーです(;_;)

家中息子の写真だらけで、子供部屋のハンパないおもちゃの量を見たとき、本当に息子が大好きなんだなぁ、と実感しました。

私も子供が大好きなので、将来結婚した人もテリーのようにいいパパになってくれると嬉しいわ_(:3」∠)_


家からの景色は最高でした。

景色を邪魔する建物もなく、山と青空とだだっ広い土地は、今まで巡ってきた都市とは違う雰囲気でおだやかな気持ちになれます。




隣の家が遠い。

たまには都会の喧騒から離れて、私もこういう場所でのんびりしたいです。

イタリアで働いて、退職したらタイのプール付きの家に住み、歳をとったらこの場所のようなのどかな土地でゆったり過ごす。

世界を見れば見るほど、私の人生設計もどんどん広がります_(•̀ω•́ 」∠)_ ₎₎…笑

テリーと可愛い息子さん、さようなら!

あゆみん


セクシャルな教会彫刻がある

教会といえば、とっても神聖な場所なので、中では静かにして、教会内ではやましい事は絶対にしてはいけないというのはみなさんご存知かと思います。

しかし、今回コルマールの教会を見ていた時、外の彫刻にとても驚きました!

教会の上の方にあるガーゴイルですが、三体だけセクシャルなガーゴイルがいました。

例えばこれ。


ガーゴイルの下には女の人がいて、ガーゴイルが性行為をおこなっている彫刻。

え、教会なのにこんなのありなの?!と思って聞いてみたのですが、教会内ではないからまあいいんじゃないかということと、彫刻家はアーティストなので、アートとして作っているそうなので大丈夫?なんだとか。

教会が好きで、キリスト教に興味を持ち始めた私ですが、結構びっくり。

よく観察しないと分からないそうですが、こういうところも含めて、コルマール楽しい場所です!

あゆみん

ハウルの動く城のモデル、コルマール!

駅について、コルマール近くに住むお父さん、テリーに街を案内してもらいました。

フランス訛りの英語でとっても聞き取りずらく、なんどもWhat?ってなってしまいましたが、ユーモアがあって面白い人\(^o^)/

まずはハウルの動く城のイラストを見せて、その場所へ案内してもらいました。


フライブルクもそうでしたが、この町もとってもカラフル!見ているだけでワクワク出来るし、カメラが片時も離せません!


画面に映る鳥がコルマールの町の鳥なんだそうです。


カラフルでかわいい!この家の造り、ハウルに出てきたのみなさん分かりますか?


歩いていて見つけたこちらの建物はトリックアートで、彫刻に見える部分は全てイラストです。ここのレストランはとっても有名で、お値段もなかなかするんだとか。


プチベニスと呼ばれる川沿いのお家。夏になるとお花も咲いてもっと綺麗なんだそうです!


ブリュッセルの他にはここにもいたしょんべん小僧。大変錆びついております。


コルマールのお家は、家の壁に木で装飾がしてあり、木がX字にクロスになっているところは夫婦の部屋とされていたそうです。

X=SEXで、夫婦にとって神聖な場所という意味らしいです。なるほどー!


ちなみに二階が飛び出した造りの家も多く、これは中世に、敷地の面積によって税金がとられたので、二階から上を大きくして、家を広くしようという工夫なんだとか!


あちこち見ていたら、家や窓にこういった印が付いているのを発見しました。聞いたところ、これは作った作家さんのマークらしく、作家によって印が違うそうです。これは作り終えてお金をもらう時の貴重なサインになるんだとか。

いろんなことを教えてくれるテリー。まるで社会科見学に来ているみたいで楽しい((((o゚▽゚)o)))


顔の家と呼ばれる建物は、すべて違う顔の彫刻が施されていて、結構怖い。


そしてこれはまさしく、ハウルにそっくりそのままの形で描かれた建物。


こちらはなんとなく雰囲気がハウルの家に似ていたのでパシャり。

ハウルの音楽が頭に流れる中、素敵な街並みを堪能できて、本当にアニメの世界に入ってしまった気分でした。


こういう看板もコルマールの町ならではらしく、ソフィーの帽子屋さんの看板を彷彿させられました。

雰囲気があって、かわいくて、アニメの世界を堪能できるコルマール。
フライブルク同様、可愛い街が好きな人は絶対に見ておくべき場所だと思いました!

あゆみん

フライブルクからコルマールの行き方

思っていた以上に安く移動が出来たので、メモとして残しておきます!

今回は急遽フライブルクへ行くことになり、近場で他に寄れるところを探していたら、すぐ近くにフランスのコルマールという町をみつけました。

ハウルの動く城のモデルになった場所だというので、そこ行きを急遽決定。

ドイツの国境をフランス側に越えてすぐのコルマールへは、まずフライブルクから電車に乗り込みます。


フライブルクからSバーンという電車でブライザッハ=Breizachへ。片道5.40ユーロ同じドイツ国内なので、チケットは券売機で買えて楽チンです!

ブライザッハで下車すると、目の前に駅舎があります。そこを抜けて向こうの道路側へ渡ると、目の前にコルマール行きのバス停があります。
つまり、バス停はブライザッハの駅舎の裏側にあるということです!


こんな標識のあるバス停がコルマール行きのバス停。

だいたい二時間に一本くらいしか出ていないので、BAHNのサイトで時間を確認したほうがいいかもしれません!冬だととても寒いので…(´・ω・`)

バスはバス停の前か、もう少し先に停車します。めんどくさいですが、到着時間付近に来たバスに、コルマールに行くか毎回確認したほうがベスト。逃すと2時間後です!

ブライザッハからコルマールのバスは片道5.30ユーロで、だいたい1時間くらいで到着します!


最終地点がコルマールの電車の駅前なので、そこから有名な市街地は歩いて15分くらいでつけるかと思います( *´艸`)

トータル10.70ユーロ。移動はお安くがモットーの私には素敵なプライスでした!

あゆみん

フライブルクの日本料理、椿

昨日行こうとして定休日だった日本料理ですが、今日のランチに行ってきました!


駅からわりかし近く、分かりやすい場所に位置しているこのお店は、フライブルクの有名日本料理店、芭蕉庵 椿

知人の知り合いが以前板前をやっていたということで、足を運んでみました。


店に入ると、店員さんも板前さんもみんな日本人。ひさしぶりの「いらっしゃいませ」を耳にして、何だか気持ちが落ち着きました。


びっくりしたのはおしぼりが出てきたこと!

ローマの有名日本料理では、小さなおしぼりが出てきましたが、紙おしぼりでした。しかし、ここのは布おしぼり!なんとまあ懐かしき!笑


とりあえず、ドイツにいるので昼からビールをグビッと。

周りの外人さんたちはうどんと巻物などの定食セットを頼んでいました。

私が頼んだのは芭蕉庵セットといって、17ユーロで寿司、巻物、味噌汁がついてくるセット。


まずは味噌汁を一口。久しぶりに飲んで懐かしくなりました。


寿司は上から、蒸しエビ、ブリ、ハマチ、とびっこの軍艦、サーモンの5種類で、酢飯の具合と握り加減は抜群。

細巻きはサーモンとエビキュウリの二種。エビキュウリ、初めて食べました。

寿司も細巻きも、久しぶりに和食を食べる人には幸せな味だと思います。ヨーロッパにある、そこらへんの日本料理屋さんより断然美味しいので!

とはいえ、私はヨーロッパの日本料理だったら、濱清の方が好きだなぁ。たぶん海が近いので、ローマの方が新鮮なお魚が手に入るからでしょうね。

ですが、プレートの中にある太巻きを食べた時はびっくりしました!

干し椎茸の味がしっかりしていて、かんぴょうと酢飯が抜群にマッチしています!中にアボカドが入っていますが、まったりとした食感が加わるので更にいい!


お茶は入れてから時間が経ったお茶だったので、少し悲しかったです(´・ω・`)

入れてからすぐのお茶の色は綺麗な黄緑色ですが、時間が経つとだんだん黄色味が強く、淀んできます。
前に和カフェで叩き込まれたので気になってしまいました。出来れば入れ立てを提供してほしいですね!

ここにきたらとにかく太巻きを食べることをお勧めします!
駐在で日本食が恋しい方、長いヨーロッパ旅で胃が疲れた方に、とっても素敵な日本食レストランでした( *´艸`)

あゆみん