ヴェネツィアのお話

ヴェネツィアの夜は素敵です。

こんな景色を恋人と眺めながら歩けたら最高でしょう！うわー！くそー！

今回は恋人ではなくルカ先生に、ヴェネツィア中を歩き回りながら、色々教えてもらいました！

まずはこの橋

橋の上の四角にこんな足跡があるのですが、これは昔ヴェネツィアのあちこちで争いがあったらしく、その時に誰が強いか決めるために作られたバトル場なんだそうな。

毎回二人戦なのに四角に立ち位置のマークがあるのは、太陽などの関係で不平等な状況を作らないためなんだそうです。

橋の名前も拳の橋(ponte del pugni)

水路の景色も綺麗ですが、足元にも注意！

これはサンマルコ広場の近くにある彫刻なのですが、ノアの箱船の彫刻なんだそう。

人間に激怒した神様がみんな殺して新しい世界を作ろうとした時、様々な一対の生き物とノアだけを箱船で生かし…的な話ですが、長くなるので調べてみてください笑

この彫刻では、ノアが作ったワインでべろんべろんになって裸で寝ていたら、三人の息子の一人が面白いからこのままにしておこうぜ！と提案したら、ほか2人がかわいそうだからとブランケットをかけてあげたというもの。

当然目覚めたノアは自分を笑い者にした息子に怒り、追放したそうな。だから彫刻では、向こう側に一人だけこちらを見ている人がいます。それがその息子。

一つの彫刻で物語が読めるって、なんだか楽しいですね！